塗装をする前に塗り替えか?張り替えか?の診断を!
BETTYさん:今日は志賀社長の方は何か別の用事があるんですね。
マーくん:今日は東京の方なんですが、窯業系サイディングの張替診断士(*窯業サイディング張替診断士)
という、その診断士の講習に行っております。
BETTYさん:とても大事なお仕事の一つですもんね。「窯業系サイディング」というのは、どういうものですか。
マーくん:今の日本の住宅の約6~7割がこの窯業系サイディングという外壁材を使っている住宅が多いんですが。
BETTYさん:板みたいな・・・、板って言うとあれですけれども(笑)、張り付けてある感じの壁っていうことですね。
マーくん:そのとおりです。最近は意匠性が良くて、いろんなハイカラな・・・、ハイカラという表現はおかしいですけども、
タイル調に見せかけたり、菱目調に見せかけたりという形で多様性が出てきたようなものが
非常に多くなってきていますよね。
BETTYさん:壁というよりも、かわいらしい感じのデザインのものがあったり、レンガ調に見えたり、ああいうものが
増えてきているなと思いますけれども、別にお家だけで増えてきているわけじゃないんですね。
マーくん:そうです。そういう全体的な建物のうちの60~70%がそういう窯業系サイディングを使っています。
ですから、当然そういう部分の勉強をきちんとしておかないと、塗り替えするにも張り替えするにも
いろいろ診断しないといけない部分が出てくるわけですね。
BETTYさん:そうか、その窯業系サイディングというのは、板みたいなものを張っているわけですよね、壁に。
マーくん:そうです。
BETTYさん:その壁に張っているものの上からの塗り替えなのか、それともそれを剥がして張り替えなのかということ。
マーくん:そうですね。最近ではそういう形で、当然塗装を選んで塗装をしたのはいいんですけども、
すぐにその塗装が剥がれてきてという問題が多発していますんで、塗る前の診断は重要な部分かなと思います。
BETTYさん:塗る前の診断で、例えば、「塗装した方がいいですよ」「これは張り替えですね」ということが
分かるということですか。
マーくん:そういうことですね。当然、費用的なものがいろいろございます。塗り替えるのと張り替えるのでは
いろいろ費用面では変わってきますが、安心してその後も何年もお住まいになるでしょうから、
それが1~2年でそういう不具合が起きるようであれば当然お客さまも嫌でしょうし。
BETTYさん:そうでしょうね。
マーくん:安心してきちんとご提案できる目がないとなかなか駄目な部分があるんですね。
BETTYさん:特にこういうお家は診断してもらった方がいいですよ、というものはありますか。
マーくん:法の改正が平成12年4月にありましたので、その4月以降に建てた家に関しては
ある程度厳しい規制が掛かっていますんで、張り方も標準的な張り方ができて安心だと思うんですけども、
その前に窯業系サイディングでお建てになった方ですか・・・。
BETTYさん:平成12年4月より前にということですね。
マーくん:そうですね。その方は注意してきちんとした診断を受けられた方がいいかなと思われます。
BETTYさん:そのときは、窯業系サイディングをするにもルールが甘かった部分があったわけですね。
マーくん:そうなんですね。
BETTYさん:今は厳しいルールの下、建てられているということですね。で、今日、社長が行っているのは、
その「張替診断士」があるんですね。
マーくん:そうです。この外壁材はもう張り替えた方がいいかどうかという診断ですね。
そういう診断の講習を受けています。
ですから、私どもは塗装業を主としていますので塗装をお勧めしますが、やはりどうしても駄目な場合は
張り替えという部分もご提案させていただく形にはなっていきますね。
BETTYさん:なるほどね。塗ってみたけれども剥がれちゃったなんていったら、がっかりしますもんね。
マーくん:やはりちょっとした金額じゃないんで、それは当然そのへんはきちっと塗る前に診断しておかないと
いけない部分だと思います。
BETTYさん:それは、我々、住んでいても分かることではないので見てもらった方がいいですもんね(笑)。
マーくん:そうですね。