サイディング建材に塗装するときの注意点とは?
BETTYさん:今日は本店のリフォームアドバイザー、馬上さんにご出演をお願いしました。
リフォームアドバイザーの馬上浩則さんです。よろしくお願いします。
馬上さん:こちらこそ、よろしくお願いします。
BETTYさん:早速ですが、本日は「サイディング」という建材についてですね。
馬上さん:そうですね。「サイディング建材」は住宅の外壁によく使われているもので、
最近はタイルの形やブロック状のものなど、いろいろなデザインしたものがあります。
その外壁材に塗る塗装が増えています。
BETTYさん:サイディング建材、最近よく見ますよね。
住宅全体を見ても、どちらかというとサイディングの方が多くなってきたんじゃないか
という感じがしますけれども。
ただ、サイディング建材のなかには、一部塗れない工法といいますか、正確には
長期間塗膜が維持できないものがあるんですね。
馬上さん:そうですね。塗れない建材はないんですが・・・。
BETTYさん:何でも塗れるのは塗れるんですね。
馬上さん:はい。塗装なので塗れることは塗れるんですが、正確には
塗っても剥がれやすいというか、そういった張り方をしているサイディングがあります。
材料に問題はないんですが、張り方が悪いというものが存在しているんですね。
いわゆる「塗っても保証が出せない工事」になることがあるんです。
BETTYさん:なるほど! 塗ることは塗れますよ、大丈夫といえば大丈夫なんですけど、
でも塗ったとしても保証が出せなくなるような工事になりますよということですね。
なんか、怖いですね。
馬上さん:私たち職人側としても、塗ってもすぐ剥がれてきてしまうものをお客さまにお勧めはできないので。
BETTYさん:でも「それでも塗ってください」と言う人も中にはいるでしょうけれどもね。
馬上さん:まあ、そうですね。そういった意味でもまずは住宅診断をお勧めしております。
BETTYさん:やっぱり診断が一番大事だということになりますよね。
馬上さん:そうですね。そういった場合もあるので、住宅診断をした後に、塗装だけではなく
工事の選択肢として、サイディングの張り替えもご提案させていただくこともあります。
BETTYさん:このまま塗ったのでは持ちがものすごく悪いですよ、しかも保証も出せないですよ
ということがあるので、そういうときには張り替えをお勧めしているということですね。
馬上さん:はい。もちろん塗装のご提案もするんですが。
BETTYさん:もちろんそうですね。塗ることは塗れますもんね。そうはいっても、という感じはしますけれども。
馬上さん:そうですね。
BETTYさん:今日は志賀社長を含め、大勢の皆さんが研修に行っていらっしゃるそうですが、
その研修というのは?
馬上さん:こういったサイディングのことなど、いろいろ勉強する研修になります。
BETTYさん:最新のものを勉強してくるわけですね。こういう研修はよくあるんですか?
馬上さん:ええ。毎週ということはないですが、月に1回ぐらいは出掛けたり、
こちらへ講師に来てもらったりして学ばせていただいております。
BETTYさん:塗装の塗るものだって、どんどん変わりますもんね。
馬上さん:そうですね。日々変わりますので。
BETTYさん:分かりました。今日はサイディングという建材でお家の外壁をつくっている方にとっては、
よくよく考えないといけないことですね。
ぜひ、診断をしてもらって、相談をして、よーく考えて決めていただければと思います。