「塗り替えするのに一番よい時期」を判断するポイント!
BETTYさん:今回は、「塗り替えの判断のポイント」についてのお話ですね。
そろそろ塗ったほうがいいのか、それともまだ塗らなくてもいいのか、その判断のポイントについて教えていただきたいと思います。
マーくん:私どもの過去のデータで興味深いことがありまして、住宅の劣化診断を行った方のうちの58%は「塗り替えは今でなくてもいい方」なんですね。
逆に、診断をせずに突然お電話をいただく方、いきなり見積依頼でご来店される方は、本当に「すぐに塗り替えが必要な方」が多いんです。
これはギリギリまで悩みに悩まれてお越しいただいたということがわかります。
早め、早めに住宅診断をされる方ほど、意外と今すぐでないことが多くて、
急に見積依頼をされる方はすごく気になることがあって電話をくださることが多いんですね。
これは多くの皆さんが悩まれるところだと思います。
BETTYさん:なるほどね。わかる気はしますけどね。
マーくん:「塗り替えをするのに一番よい時期」というのは、結論から言うと「ご自身が気付いたとき」なんです。
BETTYさん:気が付いたときには相当悪くなっている場合もありますよね。
だから、日々気を付けておかないといけないのかなとも思いますけれども。
マーくん:そうですね。人間の健康診断と一緒なので、「今は塗り替えしないけれど、診断だけはしておこう」という考え方も大事だと思います。
BETTYさん:住宅の劣化診断は、「今、家の状態がどうなっているのか?」を診断してくれるということですから、
今はやらないけど、今はどんな状態なのかを知っておくのはが大事なことですね。
でも、「気が付いたとき」と言われると、ドキドキしますけれども。
マーくん:特にいわき市は地震が多いですし自然災害も増えていますので、
外観は何も被害がなくても、建物の内部、目に見えないところが意外と傷んでいることもありますから、やっぱり診断はとても大事だと思いますね。
BETTYさん:以前はよく信号機でたとえていましたよね。
マーくん:そうですね。この「気が付いたとき」というのは、信号機でたとえると黄色信号なんです。
住宅では、いつ、何が引き金となって、突然赤信号に変わるのかわからないんです。
「外壁にカビやひび割れがあったな」と気付いてからしばらく見ていたら、急な地震でひび割れが相当入ってしまって別の工事が必要になってしまう方もいれば、
まるで地震を予測していたように塗装工事が終わったばかりで、ほとんど被害がなかった方もいらっしゃって、その差がすごくあります。
塗り替え工事費用は安くはありませんので、資金調達の面や家族のお仕事の都合、お子さまの学校が忙しくなるなど、
お客さまそれぞれにタイミングはあると思いますが、気が付いたときはすでに黄色信号の状態ですので、ご検討いただければと思います。
BETTYさん:塗り替え時期の目安は、お家を建ててから10年といわれていますよね?
築10年を過ぎている方は、一度住宅診断をしておいたほうがいいですかね?
マーくん:そうですね。あと、2009年10月1日以降に住宅を建てられた方に関しては、新築住宅瑕疵保険が切れてきます。
お忘れの方も多いのですが、新築のときに保険をかけているんですよね。
BETTYさん:これもよくお話をされますが、忘れている方が多いんですよね。
マーくん:新築住宅瑕疵保険は防水や傾きなどの構造体に対しての保険で、引き渡し後から10年間の保証責任があり、火災保険と同様に義務化されています。
よく住宅診断は10年と言っていますが、その保険と関連付けて住宅の状況確認をするときは、築9年目から10年の間に診断するといいと思います。
もちろん築11年以降の方は、より住宅診断が必要になってくると思います。
BETTYさん:2009年にお家を建てた方ですか?
マーくん:2009年10月1日以降に新築で建てている方です。そこから保険が法律によって義務化されています。
BETTYさん:「どんな保険だったかな?」って、思っている方も多いでしょうから、ちょっと見直してみないといけないですね。
マーくん:そうですね、国によって義務化されていますので。雨漏れや構造の揺れや傾きに関してなんですが、家にとっては一番重要なところなので。
BETTYさん:大事ですよ。一度診断をお勧めしたいと思います。
マーくん:そうですね、ぜひ、ご連絡をお待ちしております。