はじめての外壁塗装・屋根塗装 | 外壁塗装のことなら福島県いわき市の志賀塗装株式会社

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はじめての外壁塗装・屋根塗装

はじめまして。外壁塗装・屋根塗装のプロ集団『志賀塗装』です。

外装の塗り替えをご検討されている方は、
いろいろな業者のホームページを見て情報収集をされているのではないでしょうか。
ただ、あまりの情報の多さに混乱されてしまうことはありませんか?

「業界最安値」「大幅値引き」などの言葉は、確かに魅力的ですよね。
でも、本当に安心してお願いできる業者なのかな?と不安になることもあるかと思います。

実は国民生活センターのリフォーム部門で一番クレームが多いのが、屋根や外装の塗装なのです。
そのため、屋根・外壁の塗装のリフォームは、より慎重に業者選びを行っていただくことが大切です。

だからこそ私たち志賀塗装は、安心して大切なお家の塗り替えができるよう、
必要な知識や情報をみなさまにお伝えしていきたいと考えています。

ここでは、はじめて屋根塗装や外壁塗装を行う方へ、
塗装の役割や必要性、業者の選び方などをご紹介させていただきます。
大切なお家の塗装工事。安心できる業者探しの際に、参考にしていただけますと幸いです。

 

1.どうして塗り替えが必要なの?

外壁は家の内部とは違い、常に自然環境にさらされたままの状態です。

新築から何年か経つと、外壁が色褪せたり、黒ずんだりしているのを目にされる方も多いかと思います。
これらは、外壁が劣化してきているサインです。
通常、このような場合は外壁塗装を行えば問題無いのですが、
そのまま放置すると劣化は外壁にとどまらず家の内部にまで深刻な被害をもたらします。

そこでまずは、劣化を改善するのになぜ塗り替えが必要なのか、
はじめての塗装工事を検討されている方へご説明させていただきます。

 

(1)外壁塗装とは

外壁塗装とは、家の内部を守る外壁材の上に塗装を施すという工事です。
塗装は“塗膜”とも呼ばれ、さまざまな自然環境から外壁材を保護する役割を担っています。

デザイン性にこだわって塗料材を使い分けるということもしますが、
本来、塗装とは外壁材を保護するためのものです。

しかし、外壁塗装に用いる塗料は半永久的に保護効果を持続できるものではなく、
耐用年数を過ぎると保護効果が無くなってしまいます。
塗膜が保護効果を失ってしまうと、外壁材は、
雨風や紫外線などの自然環境の影響を直接に受け、劣化や腐食が進行。
放置すれば、外壁材内部ひいては家の内部にまで劣化や腐食が及び
外壁塗装以外に多額の修繕費用が必要になります。

 

(2)外壁が傷む原因

外装が傷む原因には経年による外壁自体の劣化の他に、
紫外線・雨・風・湿気等の自然環境によるものがあります。

こういった影響は、外壁の汚れ・剥がれ・クラック(ひび割れ)・反り・
チョーキング(触ると白い粉がつく)・雨漏りなどの痛みが生じる原因に。

また、経年劣化により塗膜がひび割れていたり、
厚みが不十分になってしまっていたりすると痛むスピードに拍車がかかります。

 

(3)外壁塗装屋根塗装の必要性

外壁に再塗装を施すことで外壁の保護力が甦り、
外部環境からのダメージを軽減、耐久性を持続させることができます。
屋根や外壁の塗装は、外見の美しさを保つという理由だけでなく、
あらゆる自然環境から建物を守るという大切な役割を担っているのです。

 

(4)外壁内部や屋根の基礎が腐食すると?

【外壁】内部の腐敗の見落とし

お部屋の壁は一見何ともなくても、
目に見えない外壁の内部には雨が侵入してしまっていることがあります。
目に見えない部分のため、見落としてしまいがちなパターンです。

外壁内部には断熱材が張られており、この断熱材が水分を吸収してしまうと実に厄介です。
建物内部に湿気が漂い、カビが発生しやすくなります。
そのカビは、建材を痛ませたり、腐敗菌をばらまいたりするだけでなく、
アレルギー喘息の原因となるなどの健康被害も引き起こします。
さらに腐敗菌がバクテリアを発生させ、バクテリアを餌とするシロアリを呼び込んでしまいます。

定期的なメンテナンス時には、必ず内部の検査も一緒に行うことをおすすめします。

 

【屋根】腐敗した屋根下地木材

屋根材の下に張り付ける防水シートの耐久性のチェックで
外部からの雨漏りによる腐敗を防ぐことはできますが、
厄介なのが、目で確認できない結露による屋根内部の腐敗です。

とくに最近の建物は気密性に優れており、かつ高断熱です。
しかしその分、建物内部や屋根裏の空気が外部に漏れにくい構造のため、
空気の逃げ場がなくなることも。
その結果、空気中の水分が温度差により結露し、屋根裏は常に湿った状態となってしまいます。

これらはカビを発生させる原因にもなり、屋根材や屋根裏の基礎部分の腐食につながります。
気付かずに放置し、内部の腐食が外部にまで及ぶと、屋根材が崩壊する危険も。

腐食した屋根材の落下は、大事故にもつながりかねません。
とくに築年数の浅いお家ほど結露が発生しやすいので、新築だからといって安心せず、
定期的な内部チェックや屋根裏に換気棟を取り付けるなどの対策が必要です。

 

2.危険!塗装工事のトラブルにご注意を

「外壁塗装には定期的な塗り替えが必要な理由」について、ご理解いただけたでしょうか。
次に、外壁の塗装工事は主にリフォーム業者へお願いするのが一般的ですが、
ここで必ずご注意いただきたい点がございます。それが、塗装工事でのトラブルです。

近年、残念なことに一部の心無い業者による塗装工事トラブルが相次いでおり、
業者選びには注意が必要な状況です。
そのため、ぜひ事前に知っておいていただきたい
塗装工事トラブルに巻き込まれないための知識についてご紹介させてください。

 

(1)よくある塗装工事のトラブル事例

ケース① 塗り替えの必要がないのに工事をすすめられた

新築してから間もないのに、外壁塗装の営業マンが自宅に訪問し
「外壁を塗り替えた方がいい」と言われました。
言われるがまま塗装工事をお願いしたが、
念のため別のリフォーム業者に問い合わせたところ塗り替えの必要はないと言われるケースです。

適切な建物の診断をせずに、必要のない塗装工事を押し売りしてくる悪徳セールスもあるため、
十分注意しましょう。

対策:

1社だけでなく、数社に調査・見積もりをお願いして比較することでトラブルを防げます。

 

ケース② 塗り替えでなく張り替えが必要だった

外壁の痛みが気になるため業者にリフォームをお願いしたところ、
「塗料の耐用年数がまだ残っているので簡単な塗り替えで大丈夫です」とのことで工事を依頼。
しかし、工事直後にも関わらず雨漏りが起こってしまい、再度リフォームが必要になったというケース。

この業者は壁の内部までしっかりと調査していなかったため、
外壁の劣化が外壁材内部にまで到達していることに気付けませんでした。
塗り替えでなく外壁材の張り替えをすべきだったのです。

対策:

外壁材の耐久年数は、あくまでも定期的なメンテナンスを行った上での想定期間です。
台風や地震などの影響により、耐久年数を全うできない場合もあります。
外壁の状態をしっかりと確認、また外壁の診断に必要不可欠な赤外線建物診断を行うなどして、
塗り替えか張り替えどちらが必要なのか見極めるようにしましょう。

 

(2)塗り替え?張り替え?迷った時は・・・

建物内部を見抜く「赤外線診断」がおすすめです!

赤外線診断とは、赤外線サーモグラフィーを利用することにより、
直接目で見ることができない外壁内部の建物の劣化や雨漏りなどのトラブルを確認できるものです。

通常、新築の時は建物の温度は均一になっていますが、
経年による建物の劣化や雨、紫外線、地震等の影響で建物は次第に傷んでいきます。
赤外線カメラで確認すると、雨漏りの箇所や経路、タイルのはがれ、腐食等の痛みの箇所には
温度差が現れるため、雨漏りや壁内部の断熱材の欠損状況を判断することができます。

 

(3)手抜き工事をされるとどうなるの?

はじめての塗り替え工事なのに、業者のいい加減な施工のせいで、トラブルに巻き込まれてしまった。
なんて誰もが避けたいところですよね。
施工後のトラブルの原因は、コスト削減のため、必要な工程を省略してしまったり、
職人そのものの技術が未熟だったりすることで引き起こります。

そこでここからは、工程ごとにトラブルの原因をご紹介します。
外壁塗装に必要不可欠な工程を「手抜き」されるとどうなるのか、見ていきましょう。

・洗浄が不十分

外壁は日当たり具合や立地によって、汚れやすい箇所が変わります。
日当たりが悪く湿気が溜まりやすい場所は、カビやコケが生えやすいのが特徴。
道路に面している部分は排気ガスの影響で黒ずみが目立ち、
紫外線が当たりやすい部分はチョーキング現象が起こりやすくなります。

塗装の塗り替えの際には、必ず外壁の汚れや古い塗膜を高圧洗浄機や
バイオ洗浄機などできれいに落とすことが必要です。
そうすることで、塗料の密着性が上がり外壁塗装が格段に長持ちします。
しかし、不十分な洗浄のまま再塗装を行うと剥げやすくなるため、
またすぐに塗り替えをしなければいけない状態になってしまいます。

・養生が雑

養生(ようじょう)とは、窓やサッシなど、塗装の必要がない部分をビニールで覆うことです。
窓やサッシだけでなく塗装部分の周辺にも施し、
塗料が垂れたり飛んだりして他の部分を汚さないようにします。

養生は、外壁の塗り替えの仕上がりを左右する大切な工程です。
養生テープを雑に張ってしまうと、塗装部分と未塗装部分の境目がガタガタになり、
仕上がりが不格好になってしまいます。

・鉄部分のケレンが雑

ケレン作業とは、外壁の鉄部の異物を取り除く作業のことで、「素地調整」とも呼びます。
外壁を塗り替える際、まず外壁の汚れを取り除きますが、完全に落としきれないことも。

そんな高圧洗浄機等で落とせなかった古い塗料やサビを
ヤスリや電動工具などを用いて落とし、表面を均一にする作業です。

サビや古い塗料が残っていると、塗膜が十分な保護効果を発揮できません。
さらにはサビが残っていると、塗膜の中で成長したサビが塗膜剥離や浮きを誘発し、
塗膜を食い破ってしまうこともあります。

・ひび割れや欠損部の処理を怠る

外装の汚れ・古い塗料・サビなどを落として表面を均一にした後、
塗装を行う前に「下処理」という工程を経ます。
この下処理とは、外壁のクラック(ひび割れ)や欠損部分を整え、下地の調整を行うという工程です。

小さな欠損の場合、シーリング材を欠損部に充填し穴を埋めてから塗装するだけで十分です。

しかし大きなクラックの場合、
クラックに沿ってU字にサンダーで切れ込み(Uカット)を入れた後にシーリング材を充填。
より密着度を高めるために接着剤を塗り、下塗りホルダー材で周囲と馴染ませ、
塗装工程へと進んでいきます。

この細かな下処理を怠ってしまうと、
どんなにいい塗料を使っても外壁塗装が剥げるトラブルが起こってしまいます。

・塗装回数が少ない

外壁の塗装は一度全体を塗り終われば完成と思っておられる方もいらっしゃるかと思いますが、
実はたった一度塗っただけでは野ざらしに耐えられる塗膜にはなりません。
外壁や屋根の塗装は、最低でも三度塗り重ねるのが基本で、
一度目を“下塗り”、二度目を“中塗り”、三度目を“上塗り”と呼んでいます。

中でも一度目の下塗りはとても重要な工程で、
壁に以前塗られていた塗料の効果を打ち消す効果がある他、
上塗り材と外壁材との密着度を高める効果があります。
下塗り材と上塗り材の密着度が、塗装の耐久力を左右するといっても過言ではないため、
「この下塗り材には、この上塗り材を使ってください」というメーカーからの指示もあるほどです。

次に中塗り、上塗りと重ねていくことにより密着性に優れたムラのない均一な塗膜が完成。
基本的に下塗りの工程や三度にわたる重ね塗り作業は必要不可欠ですが、
手抜き工事などにより適切な工程を経なかった場合、
塗装後たった数年で塗装が剥がれてしまうこともあります。

 

(4)一番クレームの多いリフォーム工事

屋根や外壁の塗装工事は、リフォームの中で最もクレームが多い工事です。

国民生活センターの最新のデータによると、
センターに寄せられた訪問リフォーム工事のクレームの中で最も多いのが
「屋根」に関するもので、工事全体の44.0%。
次いで「外壁」の28.0%で、この上位2つだけで72.0%にものぼります。(2019年5月時点)

 

具体的な相談の内容は次のとおりです。

  • 最初の訪問時に十分な検討時間を置かずに契約を締結させられたことによるトラブル
  • クーリングオフについての虚偽の説明、回避
  • 法外な工事費用の請求
  • 工事が粗雑
  • 点検商法やこれに似た商法、次々販売によるトラブル

 

屋根や外壁に関しては、リフォーム工事の中でもとくに専門的な知識を必要とするため、
適切な判断ができないまま契約締結となる場合が少なくありません。
そこに付け入る悪徳な業者が存在することも事実です。

そのため、業者である私たちが言うのも妙かもしれませんが、
お客様の大切な家のために、業者選びには十分注意をしていただけたらと思っております。

参考国民生活センター報告書:「大雪で歪んだ」などと自宅の不具合を指摘して不安をあおる「点検商法」−高齢者を中心に、自宅を大切に思う気持ちにつけ込まれています

http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20180301_1.pdf

(5)店舗販売のトラブルが急増中

リフォーム工事のトラブルで代表的なものといえば高齢者の方を対象とした
訪販リフォームが思い浮かべられますが、近年では、店舗販売でのトラブルも増加傾向にあります。

国民生活センターのデータを参考に、
住宅リフォーム全体に関するトラブルの割合を訪問販売と店舗販売で比べたところ、
「契約・解約」に関するトラブル割合の差は8.7%しかありません。

対して「品質・機能・役務品質」のトラブルの割合に関しては、
店舗販売の方が2倍以上も上回っています。
また、「価格・料金」や「接客対応」に関するトラブルの割合は
訪問販売よりも店舗販売の方が多いという結果が出ています。

訪問販売に関するトラブルが50歳以上の方の割合が多いのに対し、
店舗販売は50代以下の若年層の割合が多いという点も見過ごせません。
このことからも、店舗での契約であれば安心というわけではなく、
店舗でも契約に至るまでは、慎重な判断が必要ということがお分かりいただけるかと思います。

※国民生活センター報告書概要
増加する住宅リフォーム工事のトラブル-トラブルは悪質な訪販リフォームだけじゃない!を参考
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20130307_2.pdf

 

3.塗装工事の事例と原因

キッチンやお風呂場など、使い勝手が悪くなった場合や
明らかな不備・故障がある場合は、リフォームの必要性を適切に判断できます。

しかし、リフォームの中でも外壁に関するものは
専門的な知識がなければリフォームの必要性を判断するのは難しく、
「家の見えない劣化に気付かない」
「悪徳な業者にひっかかる」
といったトラブルに陥りやすくなります。

そこでここからは、どのような場合に塗装工事を行うのか、
代表的な事例とその原因を合わせてご紹介します。

 

(1)塗膜の膨れ

塗膜の膨れとは、文字通り塗膜の部分が膨れてしまった状態のこと。
塗膜の膨れが起こってしまう原因には次のようなものが挙げられます。

・外壁に水が入り込んでいる

塗装が劣化した部分から雨水などが入り込むと、下地と塗膜の間に水が溜まり、膨れが生じます。
放置すると塗膜だけでなく下地にも水がしみ、外壁材の腐食や建物内部にまで水が浸入する可能性も。

建物の内部にまで水が到達すると、家全体が腐食して耐久性の低下を招く危険性があります。
水分侵入の塗膜は、早急な修繕が必要です。

・乾燥していないまま塗装した

下塗りを行った後に、十分な乾燥を行わないまま中塗り・上塗りを行った場合、
中に空気が残ってしまうことも。
その結果、気温が高くなるころに残った空気が膨張し、塗膜の膨れとなって表出します。
とくに凹凸のある壁の塗装は空気が残りやすいため、きちんと乾燥させる丁寧な施工が大切です。

・塗料の問題

蓄熱性が高い塗料や弾性の高い塗料を使うと熱を帯びて膨らんでしまうこともあります。
事前に塗料の特性をチェックしておきましょう。

 

(2)塗膜のひび割れ・剥がれ

塗料のひび割れや剥がれは見た目が悪いだけでなく、放置するとどんどん劣化が進んでいきます。
剥がれは下の層にまで及び、下地材や建物内部にまで影響をあたえかねません。

とくに雨漏りに発展してしまうと、
建物内部の腐食や建物自体の耐久性にまで関わる大問題になるため、早急な対応が必要です。

そんな塗膜のひび割れや剥がれの原因として、以下の3つが挙げられます。

・外壁が汚れたまま塗装した

外壁が汚れたまま塗装すると、
下地と下塗り材の間に隙間が生じるため、塗料が剥がれやすくなってしまいます。
塗装前の洗浄は十分に行う必要があります。

・下塗り材の不足、不十分な乾燥

下塗り材は外壁の下地と塗装を密着させる役割があるため、
十分な量を塗られていないと、密着不十分により塗装の剥がれが起こりやすくなります。

また、下塗り材を十分に乾燥させないまま中塗りや上塗りを行ってしまうと、
塗膜の膨れだけでなく、塗膜の形成不良により剥がれやすい状態になることも。
そのため下塗り材は、十分に乾燥させなければいけません。

・塗装メーカーの希釈率に合わせない

コスト削減のために、塗装メーカーの希釈率を守らず水やシンナーで薄めた塗料で塗装を行うと
塗膜が薄くなり、ひび割れや剥がれが起こる原因に。
塗料と混ぜ物が均一になじまずムラができることも剥がれやすくなる要因のひとつです。

 

(3)いい加減なケレン作業によるサビの浮き

素地についたサビを落として均一にするケレン作業を怠ると、
サビが残ったまま塗装をすることになるので、塗膜の中でサビが再発。
サビがさらに育ち、塗膜がサビによって浮いてきてしまう現象が起こります。

 

4.「やって良かった!」外壁・屋根塗装で成功する方法

はじめての外壁塗装・屋根塗装は、分からないことがたくさんありますよね。
「やって良かった!」と思っていただくためには、安心できる業者を見極めることが大切です。

そこで最後は安心できる業者の見極め方と比較方法をご紹介します。

 

(1)安心できる業者を見極める

外壁塗装でのトラブルに巻き込まれず無事に成功させるためには、
いろいろな業者の中から、安心して施工をお願いできる業者を見極めることが必要になってきます。

しかし、近年ではネット上にリフォーム業者に関するさまざまな情報があり、
どのようにして見極めればいいのか難しいのも事実です。
そこでリフォーム業者の見極め方のポイントを6つご紹介します。

①住宅リフォーム事業団体に登録されている

「消費者窓口の設置」、「人材育成の仕組みを有す」
「会員事業者は一定金額以上のリフォームの場合原則瑕疵保険に入る」の
3つの条件を満たしていれば、国土交通省により住宅リフォーム事業団体に登録されます。

登録されている業者であれば安心です。
登録の有無は指定のロゴマークの表示や団体ホームページで確認できます。

②建設業の許可を持っている

「建設業の許可」とは、建設工事を請け負う目的で建設を行う際、
国土交通省管轄の建設業法の規定により受ける許可のことです。
工事規模や工事費用が軽微である場合は例外とされ、多くのリフォームがこれに当てはまるため、
実は建築業の許可を持っていないリフォーム業者も存在しています。
トラブル防止の観点で考えると、許可を持っている業者の方が安心です。

③リフォーム瑕疵保険へ加入しているか

「リフォーム瑕疵保険」とは、
リフォームにおいて「検査」と「保証」がセットになっている保険のこと。
リフォームの契約時に約束した通りの品質を確保できていない状態を「瑕疵(かし)」といい、
リフォーム工事に欠陥が見つかった場合や工事の途中で業者が倒産してしまった場合に、
損害金を受け取ることができるものです。

リフォーム瑕疵保険は、国土交通省から指定を受けた
「株式会社住宅あんしん保険」
「住宅保証機構株式会社」
「株式会社日本住宅保証調査機構」
「株式会社ハウスジーメン」
「ハウスプラス住宅保証株式会社」の5社のみが取り扱っています。

④社歴の確認

見積もりをお願いする業者のホームページやパンフレットなどを見て、社歴を確認しましょう。
信頼できる技術と信用あるからこそ長く続いているので、社歴が長い業者は安心してお願いすることができます。

⑤施工保証の確認

一般的に、施工保証には「メーカーの保証」と「リフォーム業者の保証」があります。

塗装工事の場合、メーカー保証は塗装メーカーが請け負うことになりますが、
塗装メーカーは施工に対する保証を行っているところがほとんどありません。

塗装工事でトラブルがあった場合、「リフォーム業者による施工保証」を利用することになります。

保証内容は業者によってまちまちですが、
「○○年保証」「アフターケア保証」を行っているところがほとんど。
保証の有無や内容は、事前に確認しておきましょう。

⑥施工実績&口コミを確認する

過去の実績をホームページに記載されている業者もあるので、
どのような施工実績や施工例があるのかチェックしておきましょう。
また、知人の話や口コミサイトの評判を参考にするのもおすすめです。

 

(2)面倒でも相見積で比較を

「何度も業者に足を運んだり、説明したりすることが面倒だ」という方も多いかと思いますが、
外装工事を成功させるためには、見積もり結果を比較検討することが大切。
このとき、無料診断があるのか、どの程度見てもらえるのかなどを確認してください。

見積もりをお願いした後には、「診断内容・必要な施工内容・値段」の3つをチェックしましょう。

複数の業者を比較することで、見落としがないか、適切な施工がなされるか、
余計な施工が含まれていないかなどを判断できます。
安いからといって飛びつくのは、トラブルの原因に。
追加施工や追加料金の可能性はないか、あわせて確認しておきましょう。

また、多すぎる比較は逆に選びづらくなってしまうため、
多すぎず少なすぎない3社程度に見積もりをお願いし、比較するといいでしょう。

 

5.まとめ

屋根や外壁の塗装にまつわるお話や、
業者とのトラブル例、失敗しない業者の選び方などをご紹介させていただきました。

はじめての工事は不安だという方も多いものですが、
これらの情報が頭の中に入っているだけで、安心して家の塗り替えができます。

私たち志賀塗装では、お客様の目線に立って、さまざまな情報を提供させていただきます。

屋根塗装・外装塗装の相談はもちろんのこと、
お見積りも無料で行っていますので、お気軽にお問い合わせください。