塗装工事を考えている方から一番多い相談内容は?
BETTYさん:いろんなイベントを開催されてきている志賀塗装さんですが、塗り替え希望のお客さまから
受けるご質問というのは、多いものでどんなものがありますか。
マーくん:皆さんからお見積もりの金額とか、どんな塗料がいいかというご質問がありそうなのですが、
意外と一番多いのは「決められない」というご質問です。
見積もりももらって、いろんな会社さんとお話をするんだけど、
「決断できないので塗装工事をやると決められるようなコツはありますか?」というようなご相談が意外と多いですね。
BETTYさん:へえー! 「決められない」「決断できない」というのは、やっぱり何か理由があるんですかね。
マーくん:やはり、金額が高額になる場合があるということと、それから会社さんによって見積もりの金額の差が出ますので、
その差が納得できないと不思議に思っちゃいますよね。
BETTYさん:そうですよね。まあ、金額が金額ですからね。決断できないのは分かるんですけれども、
塗らないといけないとわかっていてもなかなか決断できず、決めかねていると大変なことになっちゃうこともありますもんね。
マーくん:そうですね。もちろん10年前後で塗り替えという話もあるんですけど、やっぱり住んでいるエリアに応じて、
いわき市だと海に近いところ、あるいは雨漏りが始まっているご自宅になってしまうと、
加速度的に劣化が進みますので、何となく迷っている間に大変な工事になってしまったということもあります。
BETTYさん:「決められるようになるコツはありますか?」と聞かれたら何と答えているんですか?
マーくん:一言で申し上げますと、まず完成日を決めるということですね。
出来上がる日はこの月のこのぐらいという。まあ、仮で結構ですので、そこから逆算してみるということですね。
例えば、完工日が10月30日であれば、工事の着工は2週間前で10日とか。
じゃあ、工事を着工するために材料を発注するので、それが1週間前の10月4日とか。
じゃあ、契約はそのもっと前になるんで9月25日とか。じゃあ、相談に行くのは9月の初めかなとか。
仮で結構なので、工事の流れをみていくと、決断も後押しできる場合もあるし、そこまで考えてもやりたくないというときはまだ・・・。
BETTYさん:そのときではないという(笑)。今日塗って明日できますよという工事ではないですからね。
マーくん:そうですね。弊社でも年に1棟か2棟なんですが、東京からさらに専門家を呼んで、
より慎重に塗装できるかできないかという物件もあるんですね。
そうなると非常に高額になってしまうし、あるいはお客さまが思ってから工事完成まで数カ月の時間を要してしまうときもあるので。
もう1年、あるいはもう半年早くご相談していただければ、我々の判断のうちで工事ができたり、
普通の一般的な塗装工事の枠内で終わることもあったんですけども、そういう事例がまれに年1棟か2棟くらいあるんですね。
タイミングを逃しちゃったら、もう大変な話になっちゃったというのが。
BETTYさん:まあ、分かってはいるんでしょうけれどもね、そういうお宅の方もね。
マーくん:ええ。ですから、まず日にちだけでも決めてみて、どのくらい掛かるというのは打ち合わせをしながら。
それで、塗装工事をやる根拠というか、そういうのを積み上げるのも一つの方法だと思います。
BETTYさん:その方が失敗も少なく済むでしょうね、きっとね。
マーくん:そうですね。その過程の中で「なぜこんなに工程がかかるの?」「こういう工程はほかの会社ではないよ」
という話になったときに、ご自宅の状況だとこの工事は外せませんとか。
特に今ですと天気が安定はしていますけれども気温が低いので、やっぱり3時半から4時くらいで塗装工事は完了しているんですね。
夏の日に1日できるとしたら、今は0.5日くらいになりますので、そういうこともお話の中で時期を選ばれる根拠になるでしょうし。
BETTYさん:なるほどね。「どのくらいまでには完成したいか」ということをまず考えていただきたいということですね。
マーくん:そうですね、そこで先ほど申し上げた逆算をしていって、そして業者さんに依頼をして、今度はどの塗料を使うのか、
あるいは当然ご予算も大事な話ですから、自己資金の部分やローンを組む部分をお考えになる時間が出てくると思うので。
そういうことが、やっぱり不安要素が多いと決断はできないわけなので。
BETTYさん:そうですね。
マーくん:金額も何も分からないけれど、完成日を決めることから考えてみて、あとは具体的なところへ入っていけば・・・。
BETTYさん:一番進めやすいですもんね。今日やって明日できるものではないということを分かっていただけたらと思います。
マーくん:そうですね。やっぱり塗装工事はタイミングですので。
ぜひ、大事にならないうちにということを考えると、そういったタイミングも大事になってきます。