外壁塗装の色選びで迷ったら、参考にしたい色選びのポイント | 外壁塗装のことなら福島県いわき市の志賀塗装株式会社

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外壁塗装の色選びで迷ったら、参考にしたい色選びのポイント

自宅の外壁は10年以上経過すると、耐用年数を迎えるのでそろそろ塗り替え時です。
外壁塗装は外観の雰囲気を変えたいのであれば絶好のチャンスですが、色選びで失敗したくはありません。

ここでは、外壁塗装の色選びに成功するためのポイントや注意点などについてご紹介します。

目次

1.外壁塗装の色選びで成功する5つのポイント

外壁塗装は、塗装してしまってからイメージと違っていたと後悔するケースがあります。
そんな失敗を回避するために、色選びで成功するためのポイントをぜひ参考にしてみてください。

自宅の外観の写真を撮る(外構や門なども入れる)

外壁塗装は、好みの色を選べばいいというわけではありません。
外構や門、庭とのバランスが重要になりますので、自宅の外観の写真を撮って全体像からどんな色が合うのか検討するようにしましょう。

汚れやすい箇所や、紫外線を長時間受けるような傷みやすい箇所の把握も大切です。
そういった箇所については汚れや傷みが目立たない色を選ぶ必要があります。

近所を歩いて自宅周辺の色を把握する

外壁塗装の色合いは、自宅周辺の建物とのバランスも重要です。
景観を損なうような自宅だけ目立つような色を選んでしまうと、外壁塗装後に近隣からクレームを受ける可能性があります。

近所を歩いて色合いを確認しつつ、その中で自宅を目立たせたい場合は同じような色合いで工夫するようにするのがいいでしょう。

新興住宅を訪ね、新しい流行を把握する

新興住宅地を訪ねると、色合いの流行を知ることができます。
旅行に行った際などは絶好のチャンスですし、少し遠くに買い物に出かけたときなどもチェックしておくととても参考になります。
家族で出かけてレジャー感覚で楽しみながら新興住宅地を巡って、話し合うのがおすすめです。

自宅周辺の塗装業者を調べ、依頼先を決定する

実際に外壁塗装を依頼する塗装業者のWebサイトに掲載されている「施工事例」の色合わせも参考になります。
自宅が施工エリアに入っているのかどうかを確認して、依頼可能な塗装業者のWebサイトを選ぶようにすると、気に入った色合いがあればすんなり依頼先を決めることができます。

遮熱塗料や断熱塗料といった特殊加工を希望する場合は、どのような色になるのかも塗装業者にしっかり確認しましょう。

色見本、試し塗りボードなどを確認する

外壁塗装を成功するためには、塗装後の仕上がりがどうなるのか確認をしましょう。
塗装業者から色見本を見せてもらったり、自宅の写真を希望の色にデジタル加工したカラーシミュレーションを見せてもらったりなどの方法があります。
その際の注意点としては、小さい面積だと大きな面積よりも明るく見えたり暗く見えたりといった「面積効果」が働きますので、実際の見え方に近くなるよう、なるべく大きなサイズで確認してください。

業者によっては、余りの塗料や外壁材の端材を使い、A4サイズ以上の大きな板面に実際の塗料を塗った「試し塗りボード」(色板見本・サンプルボード)を用意している場合があります。
可能であれば色見本だけでなく、試し塗りボードでも確認しましょう。
ただし試し塗りボードも、蛍光灯の下と自然光の下では見える色合いが異なりますので、太陽の下で確認したり、朝、昼、夜と見る時間を変えたり、曇りや雨の日の見え方の違いについても比較するようにしましょう。

また、外壁の色を決める際は、ご家族皆さんで相談をして決めることが大切です。
複数の塗料を使うことも可能ですので、1階はご主人の意向、2階は奥さまの意向を採り入れて決めていくといった方法もあります。

2.色選びに欠かせない「色見本」の基礎知識

外壁塗装の色合いをイメージするためには「色見本」が欠かせません。
色見本とはどんなものなのか、どのように利用していくのかについて説明していきます。

色見本の種類

外壁の色選びで参考にする色見本には4種類あります。それぞれの特徴をご紹介します。

カタログ

最初に目にする色見本は塗装業者の「カタログ」です。
カタログには実際に人気があり、業者がおすすめする色が紹介されています。

カタログは、依頼する塗装業者でお願いすればすぐに手に入ります。
まだ依頼する業者が決まっていない場合は、インターネット上で入手することもできますが、本人確認のための情報入力や料金が発生しますので、依頼する塗装業者を通じて入手するのが一般的です。

色見本帳

カタログにない色を使いたい場合は、600色以上収録されている「色見本帳」(一般社団法人日本塗料工業会発行)を見て選ぶことができます。
色にはそれぞれ番号が振られていますので、どの業者に依頼をしても番号を伝えればその色を使うことができるのが色見本帳の便利なところです。
カタログ掲載以外の色をご希望の方は、色見本帳を見て検討したいと塗装業者に相談してみましょう。

カラーシミュレーション

自宅の外観写真をPCに取り込み、希望する色合いに変えてイメージを膨らませる「カラーシミュレーション」も色見本のひとつです。
カラーシミュレーションは塗装業者に依頼して見せてもらうほかに、自宅のPCからも無料で利用できるサイトがあります。
ただしPCで確認する場合は、画面の発色と実際の色が違って見える場合もあるので注意しましょう。

試し塗りボード

業者によってはカタログや色見本帳よりもサイズの大きい「試し塗りボード」を用意している場合があります。
ただし試し塗りボードは、必ずしもすべての塗装業者にあるとは限りません。
試し塗りボードで色合いを見てみたい方は、塗装工事を依頼する予定の業者に問い合わせてみましょう。

色見本の見方のコツ

色の見え方は、面積効果や光の当たり方によって大きく変わります。
より実際の色合いを確認したいのであれば、試し塗りボードを自宅の壁に当ててみて、昼間にはどのように見えるのか、夜や曇りの日にはどう見えるのか確かめてみるとよいでしょう。

試し塗りボードが入手できない場合は、次の点に注意して色選びを行ってください。

  • カタログや色見本帳を、蛍光灯以外の自然光の下で見る
  • 実際に塗装すると明るい色は1トーン明るく、暗い色は1トーン暗くなると考える

3.人気色を基調にした色合わせのポイント

ここでは、ベージュ、グレーなどの人気色を基調にした色合わせのポイントについて説明していきます。

また、外壁塗装の人気色については、こちらの記事も参考にしてみてください。

▶【2023年決定版】オシャレな外壁はコレ! 外壁人気ランキング

ベージュを基調にした色合わせ

ベージュは汚れが目立たず、どの系統の家にも合わせやすいという特徴があります。
変に目立つ色ではないため落ち着いた雰囲気になり、周辺の建物との調和もとれやすいです。
業者によっては、クリーム色やアイボリー、オフホワイトという表現を使います。

相性抜群な色合わせはベーシュ×ホワイトです。
重厚感を出したい場合は、ベージュ×ブラウンのツートンカラーがおすすめです。

グレーを基調にした色合わせ

グレーも汚れが目立ちにくく、周辺の建物と調和しやすい色です。
同じグレーでもホワイトに近いガルグレーと、黒に近いストレートグレーとでは印象がまったく異なります。
ホワイトやブラック、ネイビーとの相性がいいです。

イエローを基調にした色合わせ

汚れが目立ちにくく、建物が目立ちやすいのがイエローです。明るく、欧米風な色合いになります。
アクセントに濃いブラウンを入れると相性抜群です。

ピンクを基調にした色合わせ

濃いピンクだと変に目立ちますが、淡いピンクであれば優しい雰囲気になります。
ピンクの外壁も、実は汚れが目立ちにくいという特徴があります。
ホワイトやブラックをアクセントに入れると、メリハリがついておしゃれです。

ブルーを基調にした色合わせ

クールで落ち着きがあるのがネイビーやブルーです。
ホワイトやベージュ、グレーとの相性がいいですが、汚れが目立ちやすいという特徴があります。

4.まとめ

外壁塗装の色選びは、今後10年間の住まいの外観を決める大事な決断ですので、ご家族でよく話し合って決めていきましょう。

塗装業者が提供するカタログだけで決めるのではなく、色見本帳やカラーシミュレーション、試し塗りボードを有効活用し、イメージに近い外壁塗装を目指しましょう。

2023年05月25日 更新