ダイワハウスの外壁塗装・屋根塗装で注意するポイントと塗装費用 | 外壁塗装のことなら福島県いわき市の志賀塗装株式会社

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ダイワハウスの外壁塗装・屋根塗装で注意するポイントと塗装費用

ダイワハウスの住宅、アパートなどの外壁や屋根塗装はどのくらいの費用がかかるのか気になる方は少なくないでしょう。
塗り替えといってもダイワハウスのようにオリジナル素材を使っている場合、特徴や注意点も存在します。

そこで今回は、ダイワハウスの外壁・屋根素材で気を付けるべきことや塗り替えの際の工法、工事の流れと費用相場、保証などについてご紹介します。
これから塗り替えを検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

1.ダイワハウスに多い外壁素材・屋根素材の特徴と注意点

ダイワハウスの外壁・屋根素材の特徴には、次のような部分が挙げられます。

  • 厚みがある
  • 目地が多い
  • 塗装できないケースがある
  • 屋根はカバー工法の可能性がある

外壁の特徴

ダイワハウスの外壁の特徴は、一般的な外壁材よりも厚みがあることが挙げられます。
外壁サイディングといえば12mmを使うケースも多い中、ダイワハウスの外壁サイディングは16mm、26mmなど重厚感のある素材です。
厚みがあると防火性能や防音性能も高いといえます。

厚く重量もあるためサイディングの一つのパーツが狭く、その分、張り合わせの目地が多く発生します。
施工側から見ると、シーリング材を多用することや養生などの手間がかかる部位が多く、作業負担が増えるといえます。

また、ダイワハウスの外壁材の中には、アクリル系コーティングがされていて塗装がうまく施工できないケースもありますので、事前に素材の確認が必要です。

屋根の特徴

ダイワハウスの屋根で、スレート瓦やノンアスベスト屋根の場合は、「カバー工法」という既存の屋根に新しい屋根を重ねて張る施工方法になる可能性があります。
屋根の劣化が進み、塗装だけでは耐久性が維持できない場合は、カバー工法を選択することがあります。

上述のように、ダイワハウスの外壁・屋根の塗り替えではどのような素材を使っているか、また、劣化はどの程度なのかを事前に判断することがポイントです。

ダイワハウス外壁・屋根塗装の注意点

2000年以前に建てられたダイワハウスで使われている素材は、表面が剥がれる、膨れるなどの現象が多いといわれています。
塗装をしても解決できない劣化であることが多く、張替えなどの対処が必要な場合があります。

鉄骨造りであることがダイワハウスの特徴ですが、この鉄骨部分に「ヒートブリッジ」という現象がみられます。
鉄骨部分には熱が伝わりやすいため、雨上がりに外壁を見ると鉄骨部分とその他の部分で、色違いが発生する現象です。
このような現象は躯体の特性ですので、塗装で解消できるものではありません。
ヒートブリッジの解消方法として塗装をすすめる業者は、残念ながらよい業者とは言えません。

また、最近建てられた築浅のダイワハウスでは、メンテナンスフリーといわれる特殊な素材が使われている場合があります。
新築から時間が経ってきたときに塗装メンテナンスが可能かどうかは、ダイワハウスの施工店にまずは一度確認することをおすすめします。

2.ダイワハウスの外壁塗装・屋根塗装|工事の流れ

通常の塗り替えの場合、外壁は洗浄してから既存のシーリングを取り除き、新たにシーリングを充填します。
その後、下塗り・上塗りなどの工程を経て仕上げます。
屋根も同じように洗浄、下塗り、上塗りをして仕上げます。

屋根材の劣化がひどく、塗装では耐久性を維持できない場合、カバー工法の選択肢があります。
既存の屋根の上に新たに屋根を施工しますが、ガルバリウム鋼板など金属素材を使うことも可能です。

3.ダイワハウスの外壁・屋根の塗り替え費用相場

ダイワハウスの外壁は、冒頭でもご紹介した通り素材が厚く目地が多いです。
目地の多さや厚みの深さはシーリング施工費に反映するため、一般的なサイディング素材よりも割高になる傾向があります。

塗料の種類によっても、費用相場が異なります。
安価といわれるリシコン系塗料であれば、1,700円/㎡程度からが目安ですが、フッ素や無機塗料などの場合は3,000円/㎡程度が目安です。
このほか、断熱塗料など機能性塗料の場合は、3,400円/㎡からが目安となるでしょう。

塗装面積によって費用は異なりますので、あくまで参考としてください。

外壁・屋根塗装の費用相場
  • 一般的な外壁・屋根塗装・・・約130万~150万円
  • ダイワハウスの外壁・屋根塗装・・・約300万~350万円

4.保証は大丈夫? ダイワハウスの塗り替え

ハウスメーカーの外壁を他社の業者が塗り替えすると、メーカー保証がどのような扱いとなるのか心配している方もいるでしょう。
結論からお伝えすると、他社が外装塗装をしても一切問題はありません。
ただし、保証については一部の扱いが異なります。

ダイワハウスに依頼する場合

ハウスメーカーに依頼する場合は、メンテナンス対応済みとのことで保証期間の延長が可能になります。
なお、延長保証できるのは、雨水の侵入を防止する部分に限ります。建物の構造にする劣化などは含まれていないことに注意しましょう。

ハウスメーカーの外装塗装は、費用相場よりも割高な傾向がります。
そのため、保証延長が可能とはいえ予算的な部分も視野に入れながら検討するとよいでしょう。

他社に依頼する場合

他社に依頼する場合は、ハウスメーカーよりも費用が抑えられます。
ハウスメーカーの施工は外注扱いになるため、結局は中間マージンが発生し費用が高くなる仕組みです。
お客様と塗り替え業者の直接の取引の方が、費用負担は少ないでしょう。

施工品質においても、直接の取引の方が手抜き工事などにつながりにくいといえます。
ハウスメーカーが下請に出す場合、予算内で施工してくれる業者に依頼することになるため、品質が期待できない場合もあります。

保証については、塗料製品によるメーカー保証、施工による施工保証を行う業者もあります。
採用する塗料により保証期間が異なりますが、最大10年までの保証が多い傾向です。

上述でも触れた通り、メーカー保証とはいえ保証される部分は一部の事象にのみですので、ハウスメーカーと他社とどちらを選択すればよいか、しっかりと検討することをおすすめします。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、ダイワハウスの外壁・屋根の塗り替えについて素材の特徴や注意点、塗り替えの工法や費用相場、施工した際の保証内容などについてご紹介しました。

外壁・屋根塗装は、住宅を長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
一口にダイワハウスの外壁・屋根といっても建築した年代により素材が異なるため、もしダイワハウス以外で塗装メンテナンスを検討している場合、まずは塗り替えをする建物の仕様を確認し、適切な判断ができるようにすることが大切です。
どのような選択をすればよいかわからない場合は、塗装専門の業者に相談しましょう。

2023年07月31日 更新