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電気代の値上げ対策! 夏にまだ間に合う「省エネリフォーム」

エネルギー価格の値上げや物価高が続く日本の中で、この夏の電気代がどこまでかかるのかと心配する声が多く聞こえてきます。

この記事を読めば、効果的な節電対策であり、今からでも準備が間に合う「省エネリフォーム」について知ることができますよ。

目次

1.電気代が値上がりしている

ウクライナの情勢によって世界中でエネルギー価格が上昇し、石炭や液化天然ガス(LNG)といった発電の燃料費も高騰しているため、電気代はどんどん値上がりしています。
このまま猛暑に突入すると、どうなってしまうのでしょうか?

夏場のエアコン代への影響は?

2022年より値上がりしている電気代によって、すでに家計のやりくりが苦しくなっている方も多いと思いますが、大手電力会社は2023年4月にさらなる値上げを予定しています。
国に申請している値上げ幅はなんと28~45%増です。
この申請に対し、国は見直しを求めているものの、電気代の値上がりは避けられそうにありません。

2023年2月から適用された電気・ガス価格激変緩和対策事業で一時的に電気代の負担は軽減されましたが、値上がりによって2023年5月の請求額からは値下げ額よりも値上げ額が大きくなりそうです。

特に問題になるのがエアコンをフル活用する夏場です。
昨年と同じような感覚でエアコンを利用していると、請求される電気代に驚くことになる可能性があります。

エアコン節電は熱中症の心配も

夏場の電気代を抑える手っ取り早い方法は、エアコンの節電です。
最適な設定温度は28℃で、設定が1℃変更されるだけで節電効果は10%~13%程度見込めます。
設定温度を低くし過ぎているのであれば、設定を変更して節電してください。

ただし、電気代を抑えるために過度の節電を行うと熱中症になるリスクが高まりますので注意してください。
室温と設定温度は異なりますから、設定温度が28℃でも室温が28℃を上回ることもあります。
ここで我慢して生活していると熱中症になってしまいますので、暑いと感じたら無理せずエアコンの設定温度を少し下げて使用することが大切です。

無理なく節電できる省エネリフォームを検討しましょう

最近は温暖化の影響からか、日本での夏の暑さは危険度を増しています。
2022年の東京を例にすると、35℃以上の猛暑日は16日間で、年間の猛暑日の最多を更新しているのです。
値上がりする電気代は気になりますが、健康のことを一番に考慮すると、エアコンの節電には限界があります。
熱中症で倒れてしまっては元も子もありません。

そこで今回おすすめするのが無理なく節電ができる「省エネリフォーム」です。
省エネリフォームによって室温の上昇を抑えることができれば、エアコンをフル活用せずに済み、その分だけ節電できるからです。

次の項目ではこの省エネリフォームには具体的にどのような種類があるのか、さらに補助金の制度がどうなっているのかについて解説していきます。

2.省エネリフォーム

省エネリフォームとは、「住宅の窓や壁、屋根などの断熱改修を行うこと」です。
住宅の断熱効果がアップすると、夏場だけではなく冬場にも節電が期待できます。

また、経済産業省・環境省・国土交通省が提携して取り組んでいる「住宅省エネ2023キャンペーン」では、一定のエコ住宅設備を設置する省エネリフォームを対象に補助金が給付される仕組みも整っています。

こちらの補助金制度の交付申請期間は2023年3月31日から予算上限に達するまでとなっていますから、今からでも補助金を有効活用した省エネリフォームは間に合います。

窓の断熱リフォーム

省エネリフォームで真っ先に手を付けたいのは「窓」です。
夏場において、室温が上昇する要因のおよそ70%がこの窓だからです。

外気と接する窓から熱が室内に入り込んできますので、節電のためにまず省エネリフォームすべきなのが窓なのです。
その方法はいくつかあります。

窓枠の交換

今の窓枠を残し、その上に新しい窓枠を被せるカバー工法だと、1つの窓に10万~20万円かかります。
壁を壊して新しい窓枠を付け替える場合は、1つの窓に20万~50万円かかります。

二重サッシに改修

二重サッシとは、室内側に新しい窓枠と内窓を設置する方法です。
外窓と内窓の間にある空気層によって断熱性能を発揮しますし、防音効果も期待できます。
二重サッシの場合は、1つの窓に5万~20万円かかります。

Low-Eガラスに交換

窓ガラスをより断熱性能に優れるLow-Eガラスに交換するのも窓の断熱リフォームとして有効的です。
Low-Eガラスには、熱を吸収したり反射したりする金属膜がコーティングされているので、夏場は外の熱を室内に伝わりにくくし、冬場は室内の熱を外に逃がしにくくしてくれます。
二重サッシにして内窓をLow-Eガラスにする組み合わせも可能です。

屋根・外壁の断熱リフォーム、遮熱塗装

節電のための省エネリフォームには、窓だけではありません。
既存の外壁により性能の高い断熱材を施工する方法や、トタン屋根をより断熱性の高い日本瓦に葺き替える方法、熱を反射させる遮熱生の高い遮熱塗装を施す方法などがあります。

補助金が使える省エネリフォームは?

窓の省エネリフォームの補助金については、経済産業省・環境省が予算1,000億円でキャンペーンを行っている「先進的窓リノベ」があります。
改修工事の費用に応じて補助金額は異なり、5万円から最大200万円の補助金が給付されます。

「補助金合計225,000円、省エネ効果額の合計194,070円のおすすめ窓リフォーム」について詳しくはこちらをご覧ください。

▶【過去最大級の補助金が始まります】~窓のリフォームって大事です!~

外壁や屋根の省エネリフォームの補助金は、国土交通省が予算1,500億円で「こどもエコすまい」というキャンペーンを行っており、5万円から最大60万円の補助金が給付されます。

3.まとめ

猛暑の中で節電のため、無理にエアコンの使用を制限することは体調面に不安があります。
経済面、体調面といった両方をしっかりカバーしていくためにも、補助金制度を上手く活用して、省エネリフォームを今から準備してはいかがでしょうか。

予算がなくなるとキャンペーンは終了となり、補助金を受け取れなくなりますので、お早めに検討されることをおすすめします。

2023年03月31日 更新