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雨や花粉にもう悩まない! サンルームのメリットと注意点

天候を気にすることなく、屋外のような開放感を味わえるサンルーム。
花粉や梅雨時でも洗濯物を気軽に干せることはもちろんですが、半屋外のセカンドリビングとしての寛ぎの空間にも活用できるのも魅力です。
とはいえ「真夏は室温が上昇するのでは?」と不安に思う方もいるでしょう。

そこで今回は、サンルームのメリット・デメリットや建ぺい率など設置する場合の注意点、設置費用などについてご紹介します。
サンルームを検討している方は、ぜひ参考になさってください。

目次

1.サンルームの設置|メリットとデメリット

サンルームとは、主に建物の外壁に張り出すように設置するもので、一般的に屋根材はポリカーボネート素材、正面や側面は主にガラス張りで作られています。
太陽の光をたっぷりと取り入れられ、外の景色もよく見えることから、開放感あふれるスペースであることが特徴です。

はじめに、サンルームの特徴やメリット、デメリットをご紹介していきます。

サンルームのメリット

サンルームは、屋根がありながらも太陽の光がたっぷりと降り注がれる空間であるため、急な天候の変化を気にせず洗濯物を干せるのは大きなメリットのひとつです。
梅雨時はもちろんのこと、天候の急変や春先の花粉や黄砂の被害に悩まされることもありません。
いつでも安心できて気持ちの良いお洗濯が可能です。

また、日光を十分に取り入れることができることで冬場はポカポカと暖かい室温にもなり、自然エネルギーを活かしたパッシブデザインとして暖房費節約効果も期待できます。

ガラス張りであることから庭や遠くの風景を眺められ、自然を感じることができるなど開放感あふれる空間も魅力です。
リビングからサンルーム、庭へと直接出入りできると、サンルームがアウトドアリビングのように活用することもできるでしょう。

サンルームは植物の育成にも良い環境です。
庭では育ちにくいデリケートな植物のお世話に適しています。

デメリットと解消方法

日光を取り込める分、夏場はサンルーム内の温度が上昇しやすいともいえます。
日当たり条件によっては、真夏はそのままの状態では寛ぐことができない温度になる可能性があります。

日当たりが良すぎる場合はスクリーンを広げるなど遮光できるようにすると、温度上昇を軽減できるでしょう。
正面以外に側面にも開放部を設けたり、屋根材の側面にオプションで換気扇をつけたりすることで熱こもりを防ぎ、夏場の温度上昇を軽減できます。

また、日当たりが良いと、冬場は太陽の光で温室のような自然な暖房効果が期待できる可能性がありますが、逆に日当たりが悪い場所に設置してある場合には、外壁材に比べて断熱性の低いポリカーボネートやガラス材のサンルームでは、冬場は気温がかなり低くなり寒さを感じることも考えられます。

サンルームを設置する場合は設置場所をよく考え、冬場はエアコンや電気ヒーターを置くなど、暖房器具を備えると冬場でも快適に過ごせます。

光を通すポリカーボネートやガラスのおかげで開放感を感じることができますが、お手入れをしないと汚れが付いて曇ってしまう可能性があります。
全面ガラス張りの場合は、住宅の窓より面積が大きくなりますからお手入れの手間もかかります。

手作業でのメンテナンスは負担が大きいため、高圧洗浄機などを活用すると便利です。
汚れが落ちにくくなる前の軽いうちに、こまめなメンテナンスをするとよいでしょう。

2.サンルームを設置する場合の注意点

サンルームを設置する際には、次のようなポイントに注意しましょう。

建ぺい率

サンルームの設置では、「建ぺい率」に注意しましょう。

建ぺい率とは、敷地に許可される建築面積の上限を指します。
サンルームは屋根と壁で覆われているため、法律上、建築面積として加算されます。
建ぺい率を超えて建築することは法律違反となり、火災保険や保証に加入できなくなる可能性がありますので、十分に気をつけましょう。

建ぺい率は、新築でも増改築でも適用されます。
ご自身では気づきにくい部分ですので、施工店に確認しましょう。

住宅保証

ハウスメーカーで建てた家にサンルームを後から設置する場合、「住宅保証の適用外」になる可能性があります。

サンルームは外壁から張り出すように施工するため、外壁に穴を開けることがあります。
「ハウスメーカーが保証する外壁を加工した」とみなされることもありますので、サンルームの施工前に、家を建てたハウスメーカーや施工店に相談することをおすすめします。

固定資産税

サンルームを設置することで、「固定資産税の増加」が考えられます。
固定資産税は床面積をもとに算出しているため、外部に設置するサンルームも関連します。

温度管理

ほぼ全面がガラス張りとなるサンルームは、外気温や日照の影響を受けやすいため「温度管理」が大切です。
日差しの厳しい夏場は紫外線の予防のためにも日陰対策を、外気温が低くなる冬場は暖房で対策するなど、過ごしやすい環境づくりに気をつけましょう。

また、洗濯物を大量に干すことで湿度が上昇する可能性があります。
除湿器の使用やこまめな換気などで対処しましょう。

3.サンルーム設置とオプションの費用相場

ここからは、サンルームの設置方法やオプションの種類、費用相場などについてご紹介します。

サンルームの設置方法

サンルームは、主に「テラス囲い」と「ガーデンルーム」二つに大別されます。

テラス囲いタイプは、洗濯物干しスペースや観葉植物の育成などに適しています。
1階はもちろん、2階にも設置できるなどバリエーションも豊富です。

ガーデンルームタイプは、ガラス扉が折れ戸で全開口に近い環境が作れるため、外部と一体になった開放感が得られます。
家具などを置いて、夜は星空を眺められるプライベート空間としても楽しめます。

サンルームのオプション

サンルームの仕様にもよりますが、次のようなオプションが用意されています。

  • 竿掛け(天井付)
  • カーテンレール
  • 日よけ(内部)
  • 換気扇(局所換気)
  • 照明器具

サンルームとオプションの費用相場

設置方法とオプション費用相場
スタンダード(テラス囲いタイプ)40万円~
ハイグレード(ガーデンルームタイプ)100万円~
2階設置50万円~
物干し2万円~
日よけ8万円~
換気扇2万円~
照明器具8万円~

サンルームの設置場所や、オプションのグレードによって費用が異なりますので、上記価格は一例となります。
サンルームの施工や費用について、詳しくは志賀塗装へご相談ください。

施工事例はこちらをご覧ください。

▶【いわき市】外壁塗装 サンルーム設置 平S様邸

4.まとめ

今回は、サンルームの特徴やメリット・デメリット、設置する際の注意点や費用相場についてお伝えしました。

季節や天候に左右されずに活用できるサンルームは、家事の負担を軽減してくれることはもちろん、広さや設置の仕方によってはアウトドアリビングとしても使える点が魅力です。

建ぺい率や住宅保証などがクリアできれば後付けも可能ですので、ぜひご検討ください。

2023年04月28日 更新