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【夏の電気代が気になる方へ】窓から始める暑さ対策!窓ガラスへの遮熱コーティングとは?

夏の電気代が年々高くなっていませんか?
毎年のように最高気温が更新されるような気候となり、エアコンを使わずには過ごせない季節です。

電気料金の上昇は家計にとって大きな負担であることから、暑さ対策をなんとかしたいと考えているご家庭は多いでしょう。
実はその「暑さ」の侵入源は“窓”である可能性が高く、対策することで光熱費の削減が期待できます。

夏の冷房費を抑えたい方必見!
窓からの熱の侵入をカットする「窓コーティング」について、費用や効果、施工の流れまで分かりやすく解説します。

目次

1.夏の電気代が上がる本当の理由と対処法の費用対効果

なぜ夏は電気代がかかってしまうのか、気候だけではない本当の理由をご紹介するとともに、対処法についても解説します。

(1)実は“窓”からの熱侵入が最大の原因

家の中で最も多くの熱が侵入する場所、それはズバリ“窓”です。
特にガラス面は太陽からの熱を直接受けてしまうため、日差しの強い日は熱がどんどん侵入します。
一般的に、窓は壁や屋根に比べて断熱性が低いため、何も対処しなければ室内の温度を一気に上昇させてしまいます。

(2)放置しているとどうなる?冷房効率と電気代の関係

熱が入り込むと室内の温度は上昇しますので、エアコンはそれを冷やすためにフル稼働しなければなりません。
結果として、エアコンの使用時間が長くなり、消費電力が増加することになります。
なかなか冷えない室内環境が、無駄な電気代を生み出しているのです。

(3)窓からの暑さを防ぐ方法の種類と比較

温度上昇を防ぐためにできる方法の種類と、費用の目安についてまとめました。

カーテン・すだれ・断熱シートの費用対効果

カーテンやすだれ、断熱シートは、費用をかけずに手軽にできる遮熱方法です。
ただし、室温の上昇をわずかに緩和するというものであり、室内が暗くなったり外の景観が見えなくなったり美観的にもよいとはいえません。

費用(10窓の場合)約1万~5万円
工期DIYで即日設置可
遮熱・断熱効果△ 低い
冷暖房効率改善△ 効果は限定的
外観・内観の変化△ シート剥がれや劣化などで美観を損なう
補助金適用✕ 対象外
メリット・安価で導入しやすい
・DIY対応可
デメリット・効果が限定的
・劣化した場合見た目がよくない
二重窓・窓リフォームにかかる費用と効果比較

遮熱や断熱効果のある窓・ガラスリフォームをすることで、冷暖房費の削減につながります。
室内温度は窓からの影響が大きいため、窓リフォームは非常に効果的です。
しかし、ある程度のリフォーム費用がかかるため、補助金を活用したり住宅設備の改修時に窓リフォームも行ったりするなど施工時期の検討がおすすめです。

費用(10窓の場合)内窓:約80万~120万円
外窓:約200万~300万円
工期内窓:1~2日
外窓:3~5日以上
遮熱・断熱効果◎ 夏冬ともに高い遮熱・断熱性
冷暖房効率改善◎ 大幅に改善
外観・内観の変化△ 内窓は窓が二重に見える、外窓は外観変化あり
補助金適用〇 国の補助金対象
メリット・性能が高く断熱性アップ
・長期的に光熱費削減
デメリット・費用が高額
・工事中の制約が多い
窓ガラスへの遮熱コーティング(冷暖ガラスシールド)にかかる費用と効果

最近注目されているのが、窓ガラスの遮熱コーティングです。特に夏の冷房費用の削減に効果が期待できます。
比較的手軽に施工できること、美観に影響がないことがメリットです。
窓リフォームより費用負担を抑えられます。

費用(10窓の場合)約45万円(30㎡ × 15,000円)
工期半日~1日
遮熱・断熱効果〇 遮熱に強く、冬の断熱も一定効果あり
冷暖房効率改善〇 夏の冷房効率向上・室温2~3℃改善事例あり
外観・内観の変化◎ 変化なし(透明・塗布式で見た目そのまま)
補助金適用✕ 対象外(多くの場合)
メリット・工期が短く費用も抑えめ
・見た目を損ねず効果あり
デメリット・補助金対象外(※)
・くもりガラス等施工不可

※ただし「二重窓・窓交換」で補助金を活用した場合よりも自己負担額は低い。詳しくは3-(4)で解説。

2.窓ガラスへの冷暖コーティングとは?その仕組みとメリット・デメリット

冷房コーティングとは具体的にどのようなものか、メリット・デメリットも併せてご紹介します。

(1)窓ガラスの熱侵入を防ぐ仕組み

遮熱コーティングとは、既存の窓ガラスに透明の断熱塗料を塗布することで、太陽光の中でも特に熱を持つ赤外線を反射・遮断する技術です。
施工後も見た目はクリアなまま、外の景色や採光は損ないません。

(2)夏涼しく冬あたたかい

夏は熱の侵入を防ぎ、冬は室内の暖気を外に逃さない働きがあります。
1年を通して快適な室温を保つ効果があるため、冷暖房などの光熱費の削減が期待できます。

(3)電気代を最大約25%カット

遮熱コーティングによって、紫外線透過率は0.3%、赤外線通過率は10.5%、可視光線通過率は70.0%に抑えられる実証実験の結果が出ています。
光を通しながら、紫外線や熱量を抑える効果が出ていることがわかります。
電気代の節電効果は最大約25%とされています。

(4)窓ガラスへのメリット&デメリット

メリット

光熱費削減はもちろん、床の色あせ・劣化などの要因となる紫外線対策も可能です。
断熱効果により結露にも効果が期待できて、繰り返し施工できる点もポイントです。

デメリット

施工費用がかかることや、施工できないガラス面があります。
しかし、一度施工すれば一定の冷暖房費の削減に効果がありますので、長期的な費用として検討できます。

施工可能なガラスの種類と注意点

表面が凸凹しているガラス面への施工は難しく、施工できるか事前に確認が必要です。
すりガラスや網入りガラスには、コーティングできるケースが多いでしょう。

3.導入のタイミングと施工の流れと費用目安

冷房費削減のために、遮熱対策を取り入れるにはいつのタイミングがよいのでしょうか。
施工の費用目安を含めてご紹介します。

(1)効果的な導入のタイミング

遮熱対策を行う時季は、気温や天候が安定している春や秋が最適です。
特に、梅雨の季節より前に施工すると夏本番を迎える前に対策ができますので、冷房費削減の効果を実感しやすいでしょう。

とはいえ、施工は半日~1日と短く、施工当日から効果を発揮しますので、窓からの熱波が「暑い!」と感じたその日に依頼・導入されるのが一番のタイミングです。

(2)見積もりから施工完了までのステップ

まずは、無料のシミュレーションを行い、その後部分的に試すことができます。
お試し施工後に本契約のお申込みをいただき、現地調査後に施工、アフター確認となります。

  1. 無料シミュレーション
  2. お試し施工(1㎡~)
  3. 本契約
  4. 現地調査
  5. 施工
  6. アフター確認

(3)窓ガラスへの遮熱塗装の費用目安

お試し施工15,000円/1㎡~
一般的な住宅窓面積約30㎡、45万円程度

(4)補助金を活用して窓リフォームした場合との費用比較

窓リフォームは大掛かりな分、要件に該当すれば補助金を活用することができます。
一般的な戸建て住宅(10窓分、約30㎡)を例に、遮熱コーティングと窓リフォームの費用を比較してみましょう。

窓コーティング(冷暖ガラスシールド)
工事費用(目安)約45万円(30㎡ × 15,000円)
補助金適用✕ 対象外
自己負担額(目安)約45万円
工期(目安)半日~1日
外観・内観への影響なし(ガラス面そのまま)
内窓設置
工事費用(目安)約120万円(10窓)
補助金適用〇 約48万円補助(Sグレード例)
自己負担額(目安)約72万円
工期(目安)1日~2日
外観・内観への影響あり(窓枠が二重に見える)
外窓交換(カバー工法)
工事費用(目安)約280万円(10窓)
補助金適用〇 約140万円補助(例)
自己負担額(目安)約140万円
工期(目安)3日~5日(足場不要でも数日)
外観・内観への影響あり(外観・窓枠が変化する)

窓リフォームは、内窓設置タイプと外窓交換タイプがあります。
費用が抑えられる内窓設置であっても自己負担は約72万円と、遮熱コーティングよりも費用が見込まれます。

対して、遮熱コーティングは補助金対象ではありませんが、費用は約45万円と負担が少ないといえます。
また、施工期間が短期間で済むこともポイントです。

(5)こんなお宅におすすめ!よくある施工例と費用目安

遮熱コーティングがおすすめの住宅や、施工例についてご紹介します。

西側に大きな窓があり、午後から暑い

西側に大きな窓がある家の場合、日差しが強い西日の影響が大きいため昼過ぎから午後まで室温が上がりやすくなります。
東に窓が集中している家よりも冷房費がかかりやすくなるため、遮熱コーティングがおすすめです。

  • 費用目安(西側の腰高窓4枚のみ施工):約10万円~
エアコンが苦手な家族がいる

熱中症を防ぐためには、真夏はエアコンの利用が望ましいですが、家族の中にはエアコンが苦手な方がいらっしゃるケースもあるでしょう。
エアコン利用を最小限にするためには、遮熱コーティングの併用がおすすめです。

  • 費用目安(居室のみ腰高窓2枚施工):約5万円~
昼間ペットが室内で留守番することが多い

ペット飼育しているご家庭では、留守番中でもペットのためにエアコンを付けたままのケースが多いです。
冷暖房費が上昇傾向にある近年は遮熱コーティングで室温上昇を避けることで、少しでも冷暖房費の削減が期待できます。

  • 費用目安(リビングの腰高窓1枚掃き出し窓4枚施工):約10万円~

4.よくある質問

Q1:遮熱フィルムとの違いは何ですか?

窓コーティングはフィルムと違い、ガラス面に直接塗布するため剥がれる心配がなく、耐久年数は約15年と長持ちします。
透明性が高く、景観を損ねず、施工後も自然な見た目を保てる点が特長です。

Q2:コーティングが劣化したり、剥がれたりすることはありませんか?

耐候性に優れた特殊素材を使用しており、紫外線や熱にも強く、長期間効果を維持します。
万が一劣化した場合でも、再コーティングが可能です。

Q3:冬にも効果はありますか?

あります。夏は太陽の熱を遮り、冬は室内の熱を外へ逃がしにくくする断熱効果があります。
冷暖房効率を高め、一年を通して快適な室温を保てます。

Q4:どんな家庭に向いていますか?

日当たりがよく夏場の室温が上がりやすい住宅、小さなお子様やご年配のご家族、室内飼いのペットがいるご家庭、冷暖房費を見直したい方に特におすすめです。
築年数の経った住まいでも、簡単な施工で快適さが向上します。

Q5:施工後にニオイはありますか?

施工時にわずかに塗料特有のニオイが発生することがありますが、数時間~1日程度で自然に消えるため、日常生活に支障はほとんどありません。
換気を行えばより早く解消されます。

5.まとめ

夏の暑さ対策は、もはや必須となってきています。
また、「暑さ」と「電気代」は切っても切れない関係であり、窓から始める対策で快適な暮らしと家計もスマートにすることができます。

遮熱コーティングは、見た目を損なわずに効果を得られる優れた選択肢です。
まずはお試し施工から、取り組んでみてはいかがでしょうか?

2025年07月24日 更新